大学職員の年収ランキング【就職偏差値|国立・私立の給与比較】

転職希望者

大学職員の給与が良いって噂は本当ですか?

saco

半分正解です!ただし、注意すべきポイントもあります。

私の経験も踏まえて、実際のところを解説します!

この記事を書いた人

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saco(@saco3_ten

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大学職員の年収ランキング・就職偏差値

平均年収700万円超え?

ネットで「大学職員 年収」なんてキーワードで検索すると、いろんな話が出てきます。

例えば「平均年収」について...

  • 私立大学職員 734万円
  • 国立大学職員 576万円

なんて調査結果もあるとのこと。

saco

少し古い調査だそうですが、私立大学職員の700万円超はインパクトが大きいですよね。

ちなみに、上記の金額を見てもわかるように、給与のことを考えるなら「私立大学」への転職がおすすめです。国立大学は、私立大学と比べて大学間での待遇の差は少ないです。その反面、年齢を重ねても、年収が1,000万円に届かない場合も全然あります。

逆に、私立大学では「どの私立大学に入るか」が非常に重要なポイントになります。

今後の大学業界は、伸びしろのある業界かというと、決してそうではありません。つまり、「現時点である程度の待遇が見込める大学に入る」ということが重要になってきます。

大学選びのコツはこちら

年収ランキング

saco

各大学の年収について、いくつかピックアップしてまとめているものもあるようです。

例えば...

大学名 平均年収 35歳 平均年収
関西大学1,158882
明治大学1,128958
大阪芸術大学1,127970
阪南大学1,127875
駒渾大学1,123891
中央大学1,102919
立教大学1,098862
挑山学院大学1,097895
神戸学院大学1,058884
早稲田大学1,050887
駒沢大学1028891
大東文化大学1,020809
同志社大学1,008865
東京経済大学992844
獨協大学985808
神奈川大学982805
法政大学979814
関西学院大学940831
近畿大学939829
立命館大学937792
龍谷大学931861
国士館大学928812
日本大学916809
慶應義塾大学905829
工学院大学885736
国土館大学884812
東京工芸大学882766
京都橘大学843749
明治薬科大学839701
国際基督教大学813688
星薬科大学794728
関東学院大学779667
日本女子体育大学731585
京都産業大学731694
甲南大学715680
国立音楽大学705614
大阪夕日丘短期大学696510
高野山大学656565
杏林大学大学612539
神戸山手大学578503

1,000万円なんていう数字もあって驚きますね!
(注:過去の参考情報なので現在は異なる可能性もあります。)

就職偏差値として算出してみると

saco

イメージがしやすいように、年収をベースに独自の偏差値を算出してみました
(あくまでイメージです)

偏差値65以上

明治大学、関西大学、中央大学

偏差値60~64

立教大学、早稲田大学、慶應義塾大学、同志社大学

偏差値55~59

日本大学、関西学院大学、近畿大学、龍谷大学

偏差値50~54

京都産業大学、国土館大学、甲南大学

とまあ、ここまでの話は、正直なところ話し半分で聞いてもらえれば全然OKな内容です。

各大学の年収の実際のところは、その大学で働いている人でないと分からないものです。

現役大学職員の私から言わせてもらえるとすれば、「どの私立大学でも高収入」というわけではありませんが、すごく人気のある大学でなくても「ある程度儲けている大学」に入ることができれば、何も役職のない職員でも年齢を重ねるだけで年収1,000万円は全然可能な話です。

次からは、より「ホントのところ」を解説していきます!

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大学職員の給与・年収のホントのところ

ここからは、ある程度の待遇のある大学(と信じたい)で働いている私の経験談や、様々な大学で働く知り合いの職員から聞いた話などを踏まえて、大学職員の年収にまつわるホントのところについて、探っていきましょう!

筆者の年収体験談

saco

私の年収はこんな感じです。

筆者の年収

・30歳の年収は「700万円」
  この時は、何も役職の無い職員でした。

・翌年にはいわゆる「係長級」へ昇進し、年収がさらに30万円以上アップ

・以降、少なく見積もっても、35歳で800万円超、40歳で900万円超というような推移です。

 45歳にもなれば、ほぼ間違いなく1,000万円は超えているでしょう。

いかがでしょうか?
バリバリと働く、いわゆる最大手企業の方々と比べると物足りなさはあるかもしれませんが、そのような重圧も薄い大学職員としてこれだけ稼ぐことができれば十分ではないでしょうか?

なぜ年収が高いのか?

saco

いくつか理由がありますが、目ぼしいところをピックアップして解説します!

ポイント

  • 基本給がそれなり
  • ボーナスが多い
  • 手当も手厚い

基本給がそれなり

まず、基本給については、めちゃくちゃ高いかと言われると、そこまでではないのかなと思います。

しかし、それでも年齢✖10,000円くらいはもらえる大学も、それなりにあるようです。

もちろん、残業代については、みなし残業ではなく全額別支給ですので、基本給がかさ増しされていることもありません。

saco

賞与の基礎額となる基本給がそれなりに確保できていることは大切ですよね!

ボーナスが多い

大学職員の年収が高い理由として、ボーナス(賞与)が大きな要因ではないかと思っています。

実際に、様々な大学の過去の実績を見てみると、6か月分を超える支給額の大学がいくつもあることが分かります。

過去の支給実績(今は少し違うかも)

  • 同志社大学    6.9ヶ月
  • 同志社女子大学  6.9ヶ月
  • 龍谷大学     6.75ヶ月
  • 中京大学     6.74ヶ月
  • 関西大学     6.7ヶ月
  • 東京家政大学   6.7ヶ月
  • 阪南大学     6.51ヶ月
  • 日本大学    6.55ヶ月
  • 明治学院大学   6.5ヶ月
  • 京都産業大学  6.45ヶ月
  • 慶應義塾大学  6.4ヶ月
  • 関西学院大学  6.3ヶ月
  • 順天堂大学   6.2ヶ月

5か月分を超える大学も多数存在しています!

さらに、この大きな賞与に加えて、「一時金(一律金)」を支給している大学も少なくありません。

「一時金(一律金)」の金額も、数万円ではなく、年額で10万円や20万円もの大きな金額を支給していたりします。(前職で、一時金が1万円あってよろこんでいたことが懐かしいです。)

手当も手厚い

大手企業に勤めるメリットは、基本給やボーナスが高いこともそうですが、「各種手当が手厚い」こともあるのではないでしょうか。

大学においても、基本給やボーナスがある程度の水準の大学は、この手当も手厚かったりもします。

例えば「家族手当」。妻と子2人の計3人を扶養している場合は、大学によっては4万円や5万円の家族手当が支給されるところもあります。年額で50万円変わってくると考えると、すごいことですね。

saco

さらに、この家族手当もボーナスの基礎額に乗っかったりするところもあります。

驚きですよね。

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結論:ある程度の待遇が見込まれる私立大学職員がおすすめ

大学選びが重要

saco

「ある程度の待遇が見込まれる私立大学職員」への転職がおすすめです!

私立大学については、正直大学によって待遇がかなりまちまちです。同じ年齢でも大学によって年収の差が100万~200万円あることは普通です。「どの私立大学に入るか」が非常に重要なポイントになります。

とは言うものの、どうやってその大学を見極めればよいのでしょうか?

細かいポイントを見ても、正直疲れてしまうため、シンプルに求人情報を見てみましょう。

saco

目安としては、求人を見て「給与が年齢×10,000円」以上かつ「賞与5か月以上の」大学を狙えば、ある程度の収入が見込めると思います。

加えて、定員をコンスタントに確保できている、中規模以上の大学であればなお良いでしょう。

大学職員転職の求人情報まとめ<事務職員専任・総合職・一般職・契約職員・嘱託採用>

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意外と実質の倍率は低い

転職希望者

大学職員は人気が高く、なかなか受からないのではと心配しています。

saco

確かに多くの人が受験しているようです。でも、「ただ受けた人が多い」だけに過ぎません。

いろんな噂を見たり聞いたりしていると、なんだか大学職員になりたい人は多くいて、人気のある仕事のように思ったりします。

なかなか受からないのでは、と心配する気持ちはよく分かります。

実際、転職してからは前職の同僚や友人から、色々と聞かれたり実際に大学職員を受験した人もいました。

誰しも、同じ給料(むしろそれ以上)ならば、プレッシャーの無い環境で働きたいですよね。

確かに受験生の数に比べて採用人数は少なく倍率は非常に高くなる傾向があります。

ただし、それは「ただ受けた人が多い」だけに過ぎません。

実質的なライバルは、その中でも限られた人だけなのです。

応募者の中には、書類選考の時点で端にも棒にもかからない人がたくさんいます。

ましてや「楽そうだから」という理由でなんとなく受験している人(私もそうでしたが。)も多く、その中でもしっかりと対策をしている、つまりあなたの脅威となるライバルは思っているよりも全然少ないのです。

saco

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大学職員転職におすすめの転職サイト・エージェント

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                                                    出典:リクナビNEXT

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                                           出典:リクルートエージェント

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