自分で準備した回答で良いのか不安です。回答例はありませんか。
私が準備していた内容を踏まえて、回答例も含めて掲載します!
逆質問の例もありますので、ぜひ参考になれば嬉しいです!
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転職するなら
一問一答の準備が必要不可欠
以下のページで解説しているように、個人面接の対策として一問一答の準備は必要不可欠です。
そして、その対策は自分で調べて回答を考える作業を行うことがとても大切です。
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個人面接のコツ<シンプルな対策で通過できる>【大学職員中途採用試験】
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しかし、自分が準備した回答が、間違った方向性になっていないか不安な方もいるかと思います。
私が受験時に準備していた内容を踏まえて、回答例を含めて掲載します。必ずこう答えないといけない、というわけではありませんので、ご自身の回答を作成する上での参考になれば幸いです。
(あまり受験者が大学内部の多くを知っていても不自然ですので、あえて「深くしすぎない」回答としている部分もあります。)
面接質問・回答例①<なぜ大学職員なのか>
どうして大学職員を志望したのか
現職の業務経験の中で、大学との接点や大学職員の業務に通ずる点を見つけることで、なんとなく職員になりたいのではなく、目的があって志望している印象を与える話がしやすいです。
どのような大学職員になりたいか
ただ単に事務を行うだけではない、主体性を持って変化に対応できる職員が必要とされている現状を踏まえることがポイント
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採用面接の解答例:質問「どのような大学職員になりたいか」【大学職員転職:中途採用選考対策】
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大学における職員の役割は
あくまでも、大学運営は教職協働で実施していく点を押さえることがポイント。
ちなみに、実際の力関係は職員<教員であることも認識しておきましょう。
大学職員に求められる能力は何か
その大学が求める人材像がホームページ等に記載があれば、その人材が必要な能力をあえて挙げることもアリ。
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採用面接の解答例:質問「大学職員に求められる能力は何か」【大学職員転職:中途採用選考対策】
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大学職員としてどのような仕事がしたいか
管理部門系を言うよりかは、現場寄りの部署を言うことの方が「意欲」を見せることが出来ることでしょう。また、どの部署に配属されても前向きに取り組む姿勢を示すことも大切です。
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採用面接の解答例:質問「大学職員としてどのような仕事がしたいか」【大学職員転職:中途採用選考対策】
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大学職員の仕事内容はどんなものがあるの?【業務別・部署別解説】
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なぜ今後厳しい大学業界を志望するのか
「あえて」厳しいを選んだ、とポジティブに言い換えることができればOK!
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採用面接の解答例:質問「なぜ今後厳しい大学業界を志望するのか」【大学職員転職:中途採用選考対策】
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なぜ国立大学(もしくは私立大学)を受けるのですか?
それぞれの違いに着目しましょう。私立大学は、大学による色の違いが大きいことが特徴。国公立大学出身の場合は、自分が出身だからと言える方が楽かもしれません。
本学が第一志望ですか?
たとえ第一志望でなくとも、まっすぐな目で第一志望と答えましょう。
併願している大学・企業などを答える場合は、同列か若干下のところを挙げておくと整合性がとれて都合が良かったりします。
面接質問・回答例②<大学業界への理解>
現在の大学が置かれている状況は
大学が置かれている状況は厳しいです。しかし、ただマイナスという話ではなく、だからこそ面白い・やりがいがある、という考え方もできるのではないでしょうか。
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採用面接の解答例:質問「現在の大学が置かれている状況は」【大学職員転職:中途採用選考対策】
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社会から求められる大学の役割は
教育・研究・社会貢献、この辺りが社会から求められている役割かなと思います。
企業が大学に求めていることは
リクナビ・マイナビ等をはじめとした各種調査に目を通しておくと、回答する際に根拠を提示し説得力のある回答とすることができます。
教員は特に「根拠」が好きです。色々と調べていることで、熱意も感じ取ってもらえると思います。
大学が生き残っていくために必要なことは
差別化について具体的な取り組みを聞かれたら、その大学の強みを伸ばす施策を挙げてみるのも良いかと。
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採用面接の解答例:質問「大学が生き残っていくために必要なことは」【大学職員転職:中途採用選考対策】
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あなたは教員とどのような関係性を築いていきますか
教員との関係性構築はなかなか大変です。理想論だけではなく、簡単ではないということは理解している、ということも伝えておくと良いかなと思います。
大学の事務部門はどのようなものがあるか
漠然と大学職員になりたいわけではなく、業務を理解していることも確認される場合があります。
様々な部署がありますが、自分がどの業務に取り組みたいのか、そこでどのように自分の能力・経験を発揮できるかについても、イメージをしておきましょう。
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大学職員の仕事内容はどんなものがあるの?【業務別・部署別解説】
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大学は「少子化」にどのように立ち向かえば良いか
少子化による18歳以下の人口減少は、大学にとっては死活問題です。学生の獲得競争が激化することは間違いなく「いかに自大学の価値を創造し受験生へ届けるか」が問われることになるでしょう。
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採用面接の解答例:質問「大学は「少子化」にどのように立ち向かえば良いか」【大学職員転職:中途採用選考対策】
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大学のグローバル化とはどのようなことだと思いますか
国際的な競争力を高めることも、大学にとって近年の課題となっています。グローバル化というと「留学」のイメージがあるかもしれませんが、それだけには留まらないことを意識しておきましょう。
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採用面接の解答例:質問「大学のグローバル化とはどのようなことだと思いますか」【大学職員転職:中途採用選考対策】
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教育の質を高めるために必要な取組はありますか(本学ではどのような教育改革が必要ですか)
志望する大学がどのような教育的な取り組みを行っているのかについては、あらかじめホームページなどで調べておきましょう。
本学の研究活動を促進するために職員としてどのように貢献すべきでしょうか
「研究」は教員が担当する分野ですが、もちろん職員が関わることでもあります。あくまで主体は教員ですが、職員としてどのようにして関わっていくかどうかは非常に重要です。
受験者を増やすにはどのような取組が必要か
今後、学生の獲得が難しくなることが見込まれる中で、学生から選ばれる大学となるためにすべきことについては、面接で問われる頻度がさらに上がっていくことが考えられます。
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採用面接の解答例:質問「受験者を増やすにはどのような取組が必要か」【大学職員転職:中途採用選考対策】
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寄付金を増やすためにはどのような取組が必要か
寄付金という概念は、あまりピンとこない人も多いかもしれません。寄付金には大きく分けて「企業」と「個人」からの2つあることを知っておきましょう。
本学の建学の精神について教えてください。
志望校の「建学の精神」は必ず押さえておくようにしましょう。その大学の様々な取り組みも、この建学の精神に基づいて行われていることが伺えるでしょう。
逆質問集
面接は最後まで気が抜けません。逆質問についても、あらかじめ決めておきましょう!
特段個性的な質問をする必要はありません。無難に準備しておくことが大切です。
大学職員転職におすすめの転職サイト・エージェント
リクナビNEXT
リクナビNEXTは転職サイトの最大手です。新卒の就活生がまず登録するのが「リクナビ」のイメージがあるかと思います。
転職サイトにおいても、やはり同様の傾向があるでしょう。大学側としても、掲載するのに手堅いサイトです。
その特徴としては、やはり求人件数が業界トップクラスであるということ。さらに、取り扱っている求人の8割以上がリクナビNEXT限定の求人情報です。業界最大の求人情報から自分に合った求人を見つけることができます。
大学職員の掲載数としてはマイナビほど多くはないものの、有名私立大学がリクナビに多く掲載をしている傾向があります!
求人検索機能が優れていることも、リクナビNEXTの魅力です。
職種✖︎勤務地✖︎働き方を細かく条件設定することができるため、例えば、在宅勤務OKや、学歴不問、女性従業員4割以上など、さまざまな条件で求人を見つけることが可能です。あなたにあった企業が見つかる可能性は非常に高いでしょう。
また、「グッドポイント診断」を活用すれば、自分自身の強み・弱みを発見できます。自己分析ツールを提供している転職サイトは多くありませんので、初めて転職活動する人にもおすすめです。
応募書類の作成ツールも便利です。「履歴書」と「職務経歴書」を無料で作成できるツールがありワードとエクセルへ出力することができます。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは1977年の創業の40年以上の歴史を誇る転職サービスで、転職支援実績No.1の転職エージェントです。
公開求人と非公開求人合わせて70万件を超える求人を保有しており、その豊富さに定評があります。
大手の強みである、業界最大級の求人数と各業界に精通したキャリアアドバイザー数を誇り、転職ならリクルートエージェントといっても良いでしょう。
有名私立大学の非公開求人が掲載されることも多くあるようです。
また、利用画面も分かりやすく、求人検索や面接日時の設定など転職活動の一連の流れが掴みやすい設計となっていて便利です。
そのほかにも、リクルートならではの独自サービスがあり、職務経歴書を簡単に作ることができる「職務経歴書エディター」が利用できたり、面接の通過率を高める「面接力向上セミナー」も随時開催しています。
利用者の声
doda
公開求人数 :207,010件
非公開求人数:非公開 (2023年8月10日現在)
dodaはリクルートエージェントと同様に知名度が高く、利用者の多い転職サイトです。求人数も公開求人だけで20万件以上と、転職サイトの中でトップクラスの求人が掲載されています。
dodaの特徴は、「転職サイト」と「転職エージェント」の両方の機能を持つ転職サービスであることです。そのため、求人検索を利用し自分のペースで転職活動をしたり、サポートが必要な場合は転職エージェントを利用するなど、状況に応じた使い分けができることがメリットです。
加えて、求人検索見つけた求人をキャリアアドバイザーに伝えて、類似の求人の紹介をもらうなどの利用方法もできたりします。
大学職員の求人についても、中途採用の求人が多数掲載されています。
エージェント紹介の非公開求人についても、幅広く保有していておすすめです!
ビズリーチ
公開求人数 :89,162件
非公開求人数:非公開 (2023年8月11日現在)
※ハイクラス求人の掲載数No.1
ビズリーチは国内最大手のハイクラス向け転職サイトです。年収600万以上の人材が主な対象となっており、ハイクラス人材向けの好条件求人が多いことで知られています。
企業の重要ポジションなど質の高い求人が多数あり、年収UPが大きく期待できるサイトです。
大学職員の求人に関しては私立大学がほとんどであり、年収800万円以上の求人も掲載されていたりします。
求人を検索する通常の転職サイトと違って、企業やヘッドハンターからスカウトを受け取り、直接やり取りできるのが特徴です。
ビズリーチの登録には審査があり、その基準は非公表であるものの年齢や経験、年収が判断基準となっているようです。
ビズリーチには無料プランと有料プランがあります。無料プランでは「プラチナスカウト」のみ閲覧・返信が可能で、特定の求人のみ応募可能、有料プランはスカウトの閲覧・返信、求人の閲覧・応募がすべて可能となっています。
登録すると、一定期間の間は有料プランも無料で利用できるため、まずは試しに利用してみることをおすすめします。
また、転職者がコンサルタントを選ぶことが出来るという特徴があります。他の転職エージェントでは自分の担当となった人とやり取りをしなければいけないですが、ビズリーチでは信頼できる優秀なコンサルタントを自分で選んで転職活動を進めることが出来ます。
口コミでは、年収500万〜600万を超えたあたりからスカウトが数多く届くようになったという声が多数あります。
20代・30代で年収500万円、40代で600万円以上ある方は、質の高い求人に出会えるチャンスが高いためぜひ登録してみましょう。
最後に
個人面接の対策は、このような一問一答を作成していくことが大切です。
自分の言葉に噛み砕きながら、自分の中に理解を落とし込んでいく作業をしていきましょう。
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