転職希望者
採用面接はどういう準備をしたら良いのか分かりません。
saco
大丈夫です!質問に回答するための背景の解説や、実際の回答例をご紹介します!
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採用面接質問「どのような大学職員になりたいか」
目指す職員像をひとつ設定する
saco
まずは軸を決める必要があります。
自分が本当に思っているかはさておいて、書きやすい、話しやすい内容を意識しましょう!
皆さんは「目指したい大学職員像」がありますでしょうか?
おそらく、受験段階のほとんどの方が「考えたことがない」話だと思います。全然大丈夫です。
ただ、小論文を書く上では、何がしか「目指す職員像」を明確化しておいた方が良いです。
職員像を設定するポイントは、次のとおりです。
ポイント
「大学を取り巻く環境・課題に対して、効果的に対応することができる職員。」
上記のとおり職員像を設定することで、なぜそのような職員を目指すのかについての理由付けが、非常に行いやすく、また説得力を持たせることができます。
このコツを押さえることで、小論文対策はもちろんのこと、面接でも似たようなことが聞かれる可能性がありますので、一石二鳥で準備することができたりもします!
大学を取り巻く環境・課題
saco
挙げていくとキリがないため、いくつかピックアップしてみました!
ポイント
- 少子化による影響
少子化に伴い、大学の入学者数が減少する可能性があります。これは大学が受け入れる学生の数に課題を生むことがあります。
- 教育の質と多様性
大学の質や提供される教育の内容には大きな差があります。また、多様なバックグラウンドを持つ学生が同じ環境で学ぶことから、教育のニーズに対応することが難しい場合もあります。
- 技術の進化とデジタル化
近年、オンライン教育やデジタルツールの導入が進み、これに適応することが求められています。しかし、技術の進化は一部の学生にとってはアクセスの問題を引き起こす可能性もあります。
- ストレスとメンタルヘルスの問題
大学は新しい環境であり、学業のプレッシャーや社会的な期待により、学生たちがストレスやメンタルヘルスの問題に直面することがあります。これに対するサポートが必要です。
- 研究と産業の連携
大学と産業界の連携が重要視され、実践的なスキルを身につけやすい環境の整備が必要です。
- ジェンダー平等
ジェンダー平等の促進や、女性がSTEM分野(科学、技術、工学、数学)での参加を増やすための取り組みが重要です。
- 感染症対策と危機管理
グローバルな感染症の脅威に備え、危機管理体制の整備やオンライン教育への迅速な対応が必要です。
様々ありますが、非常にざっくりとまとめると「現代社会は急速に進化し、それに伴い大学環境も多岐にわたる変革を経験している。」ということが言えるのではないでしょうか。
例えば、目指すべき職員像の一例として、「そのような急激な社会の変化に適応し、高度な専門知識だけでなく、柔軟性やコミュニケーション能力も兼ね備えた職員」とすることも考えられるでしょう。
採用面接の回答例「どのような大学職員になりたいか」
面接の質問への回答としてまとめると
Q.「どのような大学職員になりたいか」
回答例
変化に対応し得る職員を目指したいです。時代により求められることが目まぐるしく変化していく状況の中で、幅広い業務を経験しジェネラリストとして、様々な観点から物事を考え、課題に対応することのできる人材になりたいと考えています。
ただ単に事務を行うだけではない、主体性を持って変化に対応できる職員が必要とされている現状を踏まえることがポイント
saco
いかがでしたでしょうか。
「目指したい職員像」について、イメージが湧いてきましたでしょうか。
ぜひ「大学業界の課題」を踏まえながら考えてみてください。より説得力が増すことでしょう!
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