ここまでくれば、内定まであと一歩。そして、とても重要な個人面接です。
とはいえ、必要以上に気構える必要はありません。しっかりとした準備ができるようサポートしますので、一気にラストスパートをかけましょう。
でも個人面接でちゃんとした回答ができるか不安です...
大丈夫、準備をしっかりすることが自信になります。
何より大切なのは「準備」と「話し方」です
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個人面接の対策方法
これからお伝えする個人面接対策のノウハウについて、ある意味みなさんにとって当たり前のことばかりかもしれません。
だからこそ、ぜひそれを当たり前のことだと受け流さずに、真剣に取り組んでみてください。
面接の対策は、どんな準備をするのかが非常に重要です。確かに面倒ですが、しっかりと取り組んだ準備は、確かな自信となって返ってきて本番の自分を助けてくれます。
加えて、本番での立ち振る舞いについてもコツがありますが、ぜひ大袈裟なくらい意識して取り組んでみてください。大袈裟なくらい意識しても、実際にはそれでやっと少し変わるくらいだったりするものです。
個人面接の対策はシンプルでいい
面接対策を考える時に、こんなことが大事だと思ったりする人もいるかもしれません。
質問されたことに対して、あれこれ深く答えてライバルに差をつけよう
面接官から一目置かれる鋭い回答をしよう
でも、面接中に難しいことを意識すればするほど、余裕もなくなり大事なことがおそろかになりがちです。そんなのもったいないですよね。
対策はシンプルに、当たり前のことをバカにせず対策しましょう。
実は、個人面接の攻略方法は、至ってシンプルで良いです。
その代わり、これから説明するポイントを優先的に意識してください。結果として現れるはずです。
ポイントは大きく分けて2つ
面接官に与える印象が大切→話し方を意識する
質疑応答の回答はシンプルに、一問一答を準備する
そんな当たり前の話、とっくに分かっているよ
という人がほとんどかもしれません。
しかし、私は採用担当として何百人と面接をしてきましたが、(本人は意識して取り組んでいるのかもしれませんが)出来ていない人が多いのが実際のところです。
つまり、面接が上手くいく人は、その「当たり前」がしっかりとできている人なのです。
言い換えると、当たり前のことでも、しっかりと意識して取り組んでいる人が内定を獲得するのです。
たったそれだけ意識することで、内定獲得の期待度は桁違いです!
明るくにこやかにハキハキと答える
面接の受け答えをする上での、大前提です。
回答の内容ばかりに注意が行きがちですが、まずはコレを押さえないことにはスタートラインに立てません。
明るく、にこやかに、ハキハキと。
にこやかに、というのは、ニコニコやニヤニヤとは違います。イメージは微笑む感じです。口角少し上げくらいで、いわゆる「わざとらしくない」ように。
面接官は、怖い顔をしてイジワルな質問をしてきたりしますが、心折れずにそのスタンスを貫き通しましょう。
ブレない姿勢が大切です。
「これが自然体ですよ」と思わせるくらい振る舞えたら理想ですね。
自信を持って言い切る
質問への回答は、例えその内容に自信がなくても、無難でつまらないと思う回答でも、自信を持って言い切ってください。
60点の回答内容でも、相手に与える印象が違うだけで70点、80点の回答に変えることができます。
裏を返すと、例え内容としていい回答であったとしても、自信がなさそうに言っていたら、あまり評価をされなくなってしまいます。
せっかく100点に近い回答をしても、自信がなさそうに伝えていたら、50点の印象を与えてしまうかもしれません。
でも、無意識のうちに態度に出てしまうことが心配です...
そのために、回答内容の準備をしっかりしていきましょう。それが自信に直結します!
より自然に自信を持った回答をするために必要な「質疑応答の内容」に対する準備について、次にお伝えします。
質疑応答の内容を準備する
大学職員ならではの質問を押さえる
個人面接対策では、この質疑応答の内容への対策が欠かせません。そして、この準備が本番でものを言います。
まずは、頻出の質問内容を洗い出してみましょう。特に、大学職員ならではの質問内容を具体的にピックアップしていきましょう。
想定される質問を考える際は、受験する大学のホームページを見て、その大学の特色、歴史や注力していることなどを確認しておくことも有効です。
以下に、私が面接対策の準備をする過程で作成していたノートから、大学に関する想定質問として挙げていたものの一部を抜粋します。
あくまで一部だけ記載していますが、ざっと見ても様々ありますね。
教育機関であること、大学業界の現状把握、教員との関わり等々、大まかなジャンルごとに下調べをすることで、似通った質問に対応できるような準備が必要です。
とはいえ、何から手をつけていいか迷うと思いますので、まずは、上記に挙げた質問内容についていくつか調べてみることをおすすめします。
一問一答を準備する→繰り返し練習して自分の言葉に噛み砕く(≠暗記して読み上げる)
質問を洗い出したら、次はその回答を作成していきます。いわゆる一問一答形式ですね。
この作業が大変です。でも、サボらずに時間をかけて取り組んでほしいのです。
なぜかと言うと、調べたことを簡潔にまとめる作業をする過程で、知識が自分の中に落とし込まれて、自分の言葉で話せるようになるからです。
もちろん、回答例を調べるとネットにはたくさん掲載がされているとは思いますが、それを覚えることはただの暗記です。本番で緊張したりして忘れてしまったり、咄嗟に頭に出てこなかったりするリスクがどうしてもあります。
その反面、自分で調べて回答を考える作業を行うことで、そのプロセスを含めて記憶されますし、自分の頭の中の理解度が格段に異なります。
そして、自分の言葉に噛み砕いて説明ができることで、より自然体に話しているような印象を面接官い与えて、高評価を獲得することにつながっていくのです。
下調べの仕方
- 大学のホームページを見る
大学ホームページはその大学の推したい情報が掲載されています。その大学の特色を掴んで、回答に反映をさせると説得力が増します。
IRが公開している各種資料を見るのもおすすめ。 - 本サイトの「大学を知る」ページを見る
大学について知るための情報をまとめています。ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。 - 口コミサイトを見る
実際に受験した人の口コミもおすすめです。どのような質問があったのかを確認し、同じことが聞かれても大丈夫なように回答を準備しましょう。
一問一答の回答例
でも、不安なので回答例も知っておきたいです。
気持ちはわかります。私が準備していた内容を踏まえて、回答例を一部掲載しますので、ぜひ参考になれば嬉しいです。
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大学職員の個人面接質問集<一問一答の回答例・逆質問30選>【中途採用試験対策】
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最後に...
面接の準備は、これまでの準備よりも少々時間をかけて取り組むことをおすすめします。
なぜなら、しっかりと準備をしたことが自信へとつながり、面接での好印象を与える「話しぶり」につながるからです。
つまり、個人面接については、時間をかけて準備することが、むしろ合格への最短ルートなのです。
ここまできたら内定獲得まであと少し、応援しています!
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