中途採用でも適性検査はあるの?
多くの大学で実施されています。対策は必須です。
新卒採用ではもれなく受験していた適性検査ですが、中途採用でも実施をしている大学が数多くあります。
新卒と同じ問題を使用する大学もあれば、中途は別に実施する場合もあり、大学によって様々です。
応募書類の準備に面接対策など、忙しい社会人には時間がありません。なるべく、時間をかけずに対策をしていきたいものです。
確かに、あまり対策に時間をかけていられないですよね。
私は一週間だけ隙間時間を使って負担少なく対策しました。おすすめです。
ここでは、たった3つのポイントに絞って時間をかけずに効率よく対策をする方法をお伝えします。
(実際に私が使った裏技もお伝えします...!)
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大学職員転職 適性検査対策のポイント3つ
ひと言に適性検査と言っても、様々な種類があったり、能力検査と性格検査に分かれていたりと、対策をし出したらキリがありません。
ここでは、3つのポイントに絞って解説をしていきます。コスパ重視でいきましょう。
王道を押さえる
適性検査には、様々な種類があります。
よく使われるのが、SPIと玉手箱です。
時間をかけないポイントは、王道のみを押さえておくことです。
王道を押さえておけば、それ以外の検査でもある程度応用が効きます。
時間のない社会人は、SPIに絞って対策をしましょう。特徴や出題傾向などについて解説します。
SPI
SPIはリクルートが開発した適性検査で、およそ7割の企業が採用試験に導入おり、転職活動を行う上で受験する可能性が非常に高いテストです。
働く上で必要となる基礎的な能力を測る「能力検査」、性格や考え方を確認する「性格検査」の2つの検査があります。
何より、玉手箱と異なり、対策した効果が出やすいことも特徴です。
URLに「arorua」が含まれるのはSPIですので、webテストの案内が来た際には確認してみましょう。
制限時間
SPIは時間との勝負です。練習をする際は、時間配分を意識して取り組みましょう。
そのためには、繰り返し練習し慣れることが非常に大切です。いろいろな適性検査の対策に手を出すよりも、出題頻度が高いSPIを重点的に対策をすることをおすすめします。
<Webテスト・テストセンター>
制限時間は「能力検査」35分、「性格検査」30分300問です。応募者は、自宅のパソコンやテストセンターで受検します。
1問ごとに制限時間が設けられているため、素早く回答することが必要です。
<ペーパーテスト形式>
「能力検査」70分70問、「性格検査」40分300問です。
つまり、1問につき能力検査は1分以内、性格検査は8秒以内に回答をする必要があり、こちらもスピード感が求められます。
マークシートを使用して回答を行います。Webテストと異なり、難しい問題を後回しにするなど、自分で工夫して取り組めます。
次に各検査の特徴を解説します。
能力検査はパターンを覚えたもの勝ち
能力検査には、言語と非言語の2種類の検査があります。
言語(国語)
国語の分野、具体的には「語句の意味・熟語の成り立ち・長文読解」などの問題が出題されます。
非言語(数学)
算数・数学を用いた基本的な計算問題、具体的には「推論・場合の数・確率」などの問題が出題されます。
その他の特徴
<スピードが重要>
1問にかけられる時間は、言語では1分弱、非言語では1分程度です。暗記系の問題は10秒〜20秒程度で答えていき、少しでも余裕を作ることを意識しましょう。
<問題の難易度>
問題の正答率が高くなればなるほど、問題の難易度があがっていきます。
それぞれのレベルに合った問題が出題されるのも大きな特徴です。
<誤謬率>
SPIでは、誤謬率が計測されません。つまり、分からない問題でも「とりあえず答える」ことが大切です。
性格検査は前向きに
性格検査は「素早く前向きに」がキーワードです。
性格検査では、その人の性格や仕事への取り組み方などの特徴を検査します。
検査の方法にもよりますが、一問6〜8秒程度で答える必要がありますので、非常にスピード感が求められます。
英語の検査が実施される場合も
英語は正直学生の頃から苦手です...今さら勉強しようにも時間が...
そのためだけに勉強するのもコスパが悪い...
私も非常に苦手です。いっそのこと捨てるのも手です。
大学によっては、英語の検査が実施される場合もあります。
私の受験していた大学でも、実際に検査がされたこともありました。
ただ、英語について限られた期間で点数を伸ばすことは正直難しいですよね。
ここからは私が実際に行った裏技です。(ちょっとリスキーなので自己責任でお願いします...)
恥ずかしながら私は英語が全然できません。大学職員として働いていると、語学のネイティブの先生と英語でメールのやりとりをすることがありますが、毎回翻訳ソフトを使って読み書きをしているほどです。
とある大学の適性検査では、一定の制限時間の中で、よくある言語・非言語・論理などのSPI的な問題と、英語をすべて解答するというものでした。(マークシート方式)
これはどうしたものか、と思いましたが次の作戦で挑むことにしました。
「英語の点数は捨てて、能力検査対策にその分時間をかけてそっちは満点を目指す。」
中途半端に英語を解いてもどうせ分からないので、適当にマークした場合と比べて点数は変わらないだろう。
そうであるならは、英語は一問も読まずに適当にマークして、能力検査を時間をかけて満点を目指そう。
例えば、英語の点数が低くても、能力検査の点数が満点に近ければ、その人がそれなりに優秀な人材であることは伝わります。英語は何かあったのかな?と思わせたらこっちのものです。
(もちろん英語は人並みの能力がある方は、普通に受けたほうがいいです。)
実際私は面接で、「英語以外の検査の点数がすごくいいけど、英語は何かあったの?」と聞かれました。「適性検査に時間をかけすぎてしまい、英語を解く時間が少なかった」と答えました。
最終的にその大学の内定を獲得できたので、あえて振り切った戦略もありかもしれません。
無料で使える!SPIおすすめ対策サイト
無料で使えるのにとても役に立つ、そんなサイトをご紹介します。
Study Pro
まずご紹介するのは、「Study Pro」です。
無料で使えるのに、幅広い内容が網羅されているサイトです。
SPIの言語、非言語に加えて、英語も対策することができます。
それぞれの項目別に対策優先度が示されているので、要点を絞って対策を行うことができます。
スマホ版は有料ですが、すきま時間に効率よく対策ができるためおすすめです。
SPIオンライン
次にご紹介するのは、「SPIオンライン」です。
SPIの言語と非言語がランダムに複数問出題され、時間を意識して取り組むことができます。
最後に
適性検査に多くの時間を費やすことは、正直もったいないです。その分、応募書類や面接対策に時間をかけることができれば、内定の可能性は非常に高まるでしょう。
そのためにも、適性検査はポイントを絞って、効率よく対策を行いましょう。
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