大学職員の給与が良いって噂は本当ですか?
半分正解です!ただし、注意すべきポイントもあります。
私の経験も踏まえて、実際のところを解説します!
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大学職員の年収ランキング・就職偏差値
平均年収700万円超え?
ネットで「大学職員 年収」なんてキーワードで検索すると、いろんな話が出てきます。
例えば「平均年収」について...
- 私立大学職員 734万円
- 国立大学職員 576万円
なんて調査結果もあるとのこと。
少し古い調査だそうですが、私立大学職員の700万円超はインパクトが大きいですよね。
ちなみに、上記の金額を見てもわかるように、給与のことを考えるなら「私立大学」への転職がおすすめです。国立大学は、私立大学と比べて大学間での待遇の差は少ないです。その反面、年齢を重ねても、年収が1,000万円に届かない場合も全然あります。
逆に、私立大学では「どの私立大学に入るか」が非常に重要なポイントになります。
今後の大学業界は、伸びしろのある業界かというと、決してそうではありません。つまり、「現時点である程度の待遇が見込める大学に入る」ということが重要になってきます。
大学選びのコツはこちら
年収ランキング
各大学の年収について、いくつかピックアップしてまとめているものもあるようです。
例えば...
大学名 | 平均年収 | 35歳 平均年収 |
---|---|---|
関西大学 | 1,158 | 882 |
明治大学 | 1,128 | 958 |
大阪芸術大学 | 1,127 | 970 |
阪南大学 | 1,127 | 875 |
駒渾大学 | 1,123 | 891 |
中央大学 | 1,102 | 919 |
立教大学 | 1,098 | 862 |
挑山学院大学 | 1,097 | 895 |
神戸学院大学 | 1,058 | 884 |
早稲田大学 | 1,050 | 887 |
駒沢大学 | 1028 | 891 |
大東文化大学 | 1,020 | 809 |
同志社大学 | 1,008 | 865 |
東京経済大学 | 992 | 844 |
獨協大学 | 985 | 808 |
神奈川大学 | 982 | 805 |
法政大学 | 979 | 814 |
関西学院大学 | 940 | 831 |
近畿大学 | 939 | 829 |
立命館大学 | 937 | 792 |
龍谷大学 | 931 | 861 |
国士館大学 | 928 | 812 |
日本大学 | 916 | 809 |
慶應義塾大学 | 905 | 829 |
工学院大学 | 885 | 736 |
国土館大学 | 884 | 812 |
東京工芸大学 | 882 | 766 |
京都橘大学 | 843 | 749 |
明治薬科大学 | 839 | 701 |
国際基督教大学 | 813 | 688 |
星薬科大学 | 794 | 728 |
関東学院大学 | 779 | 667 |
日本女子体育大学 | 731 | 585 |
京都産業大学 | 731 | 694 |
甲南大学 | 715 | 680 |
国立音楽大学 | 705 | 614 |
大阪夕日丘短期大学 | 696 | 510 |
高野山大学 | 656 | 565 |
杏林大学大学 | 612 | 539 |
神戸山手大学 | 578 | 503 |
1,000万円なんていう数字もあって驚きますね!
(注:過去の参考情報なので現在は異なる可能性もあります。)
就職偏差値として算出してみると
イメージがしやすいように、年収をベースに独自の偏差値を算出してみました
(あくまでイメージです)
とまあ、ここまでの話は、正直なところ話し半分で聞いてもらえれば全然OKな内容です。
各大学の年収の実際のところは、その大学で働いている人でないと分からないものです。
現役大学職員の私から言わせてもらえるとすれば、「どの私立大学でも高収入」というわけではありませんが、すごく人気のある大学でなくても「ある程度儲けている大学」に入ることができれば、何も役職のない職員でも年齢を重ねるだけで年収1,000万円は全然可能な話です。
次からは、より「ホントのところ」を解説していきます!
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大学職員の給与・年収のホントのところ
ここからは、ある程度の待遇のある大学(と信じたい)で働いている私の経験談や、様々な大学で働く知り合いの職員から聞いた話などを踏まえて、大学職員の年収にまつわるホントのところについて、探っていきましょう!
筆者の年収体験談
私の年収はこんな感じです。
いかがでしょうか?
バリバリと働く、いわゆる最大手企業の方々と比べると物足りなさはあるかもしれませんが、そのような重圧も薄い大学職員としてこれだけ稼ぐことができれば十分ではないでしょうか?
なぜ年収が高いのか?
いくつか理由がありますが、目ぼしいところをピックアップして解説します!
基本給がそれなり
まず、基本給については、めちゃくちゃ高いかと言われると、そこまでではないのかなと思います。
しかし、それでも年齢✖10,000円くらいはもらえる大学も、それなりにあるようです。
もちろん、残業代については、みなし残業ではなく全額別支給ですので、基本給がかさ増しされていることもありません。
賞与の基礎額となる基本給がそれなりに確保できていることは大切ですよね!
ボーナスが多い
大学職員の年収が高い理由として、ボーナス(賞与)が大きな要因ではないかと思っています。
実際に、様々な大学の過去の実績を見てみると、6か月分を超える支給額の大学がいくつもあることが分かります。
さらに、この大きな賞与に加えて、「一時金(一律金)」を支給している大学も少なくありません。
「一時金(一律金)」の金額も、数万円ではなく、年額で10万円や20万円もの大きな金額を支給していたりします。(前職で、一時金が1万円あってよろこんでいたことが懐かしいです。)
手当も手厚い
大手企業に勤めるメリットは、基本給やボーナスが高いこともそうですが、「各種手当が手厚い」こともあるのではないでしょうか。
大学においても、基本給やボーナスがある程度の水準の大学は、この手当も手厚かったりもします。
例えば「家族手当」。妻と子2人の計3人を扶養している場合は、大学によっては4万円や5万円の家族手当が支給されるところもあります。年額で50万円変わってくると考えると、すごいことですね。
さらに、この家族手当もボーナスの基礎額に乗っかったりするところもあります。
驚きですよね。
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結論:ある程度の待遇が見込まれる私立大学職員がおすすめ
大学選びが重要
「ある程度の待遇が見込まれる私立大学職員」への転職がおすすめです!
私立大学については、正直大学によって待遇がかなりまちまちです。同じ年齢でも大学によって年収の差が100万~200万円あることは普通です。「どの私立大学に入るか」が非常に重要なポイントになります。
とは言うものの、どうやってその大学を見極めればよいのでしょうか?
細かいポイントを見ても、正直疲れてしまうため、シンプルに求人情報を見てみましょう。
目安としては、求人を見て「給与が年齢×10,000円」以上かつ「賞与5か月以上の」大学を狙えば、ある程度の収入が見込めると思います。
加えて、定員をコンスタントに確保できている、中規模以上の大学であればなお良いでしょう。
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大学職員転職の求人情報まとめ<事務職員専任・総合職・一般職・契約職員・嘱託採用>
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意外と実質の倍率は低い
大学職員は人気が高く、なかなか受からないのではと心配しています。
確かに多くの人が受験しているようです。でも、「ただ受けた人が多い」だけに過ぎません。
いろんな噂を見たり聞いたりしていると、なんだか大学職員になりたい人は多くいて、人気のある仕事のように思ったりします。
なかなか受からないのでは、と心配する気持ちはよく分かります。
実際、転職してからは前職の同僚や友人から、色々と聞かれたり実際に大学職員を受験した人もいました。
誰しも、同じ給料(むしろそれ以上)ならば、プレッシャーの無い環境で働きたいですよね。
確かに受験生の数に比べて採用人数は少なく倍率は非常に高くなる傾向があります。
ただし、それは「ただ受けた人が多い」だけに過ぎません。
実質的なライバルは、その中でも限られた人だけなのです。
応募者の中には、書類選考の時点で端にも棒にもかからない人がたくさんいます。
ましてや「楽そうだから」という理由でなんとなく受験している人(私もそうでしたが。)も多く、その中でもしっかりと対策をしている、つまりあなたの脅威となるライバルは思っているよりも全然少ないのです。
ぜひ、本サイトで内定獲得へ最短ルートでたどり着きましょう!
大学職員転職におすすめの転職サイト・エージェント
リクナビNEXT
リクナビNEXTは転職サイトの最大手です。新卒の就活生がまず登録するのが「リクナビ」のイメージがあるかと思います。
転職サイトにおいても、やはり同様の傾向があるでしょう。大学側としても、掲載するのに手堅いサイトです。
その特徴としては、やはり求人件数が業界トップクラスであるということ。さらに、取り扱っている求人の8割以上がリクナビNEXT限定の求人情報です。業界最大の求人情報から自分に合った求人を見つけることができます。
大学職員の掲載数としてはマイナビほど多くはないものの、有名私立大学がリクナビに多く掲載をしている傾向があります!
求人検索機能が優れていることも、リクナビNEXTの魅力です。
職種✖︎勤務地✖︎働き方を細かく条件設定することができるため、例えば、在宅勤務OKや、学歴不問、女性従業員4割以上など、さまざまな条件で求人を見つけることが可能です。あなたにあった企業が見つかる可能性は非常に高いでしょう。
また、「グッドポイント診断」を活用すれば、自分自身の強み・弱みを発見できます。自己分析ツールを提供している転職サイトは多くありませんので、初めて転職活動する人にもおすすめです。
応募書類の作成ツールも便利です。「履歴書」と「職務経歴書」を無料で作成できるツールがありワードとエクセルへ出力することができます。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは1977年の創業の40年以上の歴史を誇る転職サービスで、転職支援実績No.1の転職エージェントです。
公開求人と非公開求人合わせて70万件を超える求人を保有しており、その豊富さに定評があります。
大手の強みである、業界最大級の求人数と各業界に精通したキャリアアドバイザー数を誇り、転職ならリクルートエージェントといっても良いでしょう。
有名私立大学の非公開求人が掲載されることも多くあるようです。
また、利用画面も分かりやすく、求人検索や面接日時の設定など転職活動の一連の流れが掴みやすい設計となっていて便利です。
そのほかにも、リクルートならではの独自サービスがあり、職務経歴書を簡単に作ることができる「職務経歴書エディター」が利用できたり、面接の通過率を高める「面接力向上セミナー」も随時開催しています。
利用者の声
doda
公開求人数 :207,010件
非公開求人数:非公開 (2023年8月10日現在)
dodaはリクルートエージェントと同様に知名度が高く、利用者の多い転職サイトです。求人数も公開求人だけで20万件以上と、転職サイトの中でトップクラスの求人が掲載されています。
dodaの特徴は、「転職サイト」と「転職エージェント」の両方の機能を持つ転職サービスであることです。そのため、求人検索を利用し自分のペースで転職活動をしたり、サポートが必要な場合は転職エージェントを利用するなど、状況に応じた使い分けができることがメリットです。
加えて、求人検索見つけた求人をキャリアアドバイザーに伝えて、類似の求人の紹介をもらうなどの利用方法もできたりします。
大学職員の求人についても、中途採用の求人が多数掲載されています。
エージェント紹介の非公開求人についても、幅広く保有していておすすめです!
ビズリーチ
公開求人数 :89,162件
非公開求人数:非公開 (2023年8月11日現在)
※ハイクラス求人の掲載数No.1
ビズリーチは国内最大手のハイクラス向け転職サイトです。年収600万以上の人材が主な対象となっており、ハイクラス人材向けの好条件求人が多いことで知られています。
企業の重要ポジションなど質の高い求人が多数あり、年収UPが大きく期待できるサイトです。
大学職員の求人に関しては私立大学がほとんどであり、年収800万円以上の求人も掲載されていたりします。
求人を検索する通常の転職サイトと違って、企業やヘッドハンターからスカウトを受け取り、直接やり取りできるのが特徴です。
ビズリーチの登録には審査があり、その基準は非公表であるものの年齢や経験、年収が判断基準となっているようです。
ビズリーチには無料プランと有料プランがあります。無料プランでは「プラチナスカウト」のみ閲覧・返信が可能で、特定の求人のみ応募可能、有料プランはスカウトの閲覧・返信、求人の閲覧・応募がすべて可能となっています。
登録すると、一定期間の間は有料プランも無料で利用できるため、まずは試しに利用してみることをおすすめします。
また、転職者がコンサルタントを選ぶことが出来るという特徴があります。他の転職エージェントでは自分の担当となった人とやり取りをしなければいけないですが、ビズリーチでは信頼できる優秀なコンサルタントを自分で選んで転職活動を進めることが出来ます。
口コミでは、年収500万〜600万を超えたあたりからスカウトが数多く届くようになったという声が多数あります。
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